IoT機器活用の探求
皆様、お久しぶりです。ふくふくの福井です。
「IoT ( Internet Of Things )」
この言葉を聞いたことはありますか。日本語に直訳すると「モノ(物)のインターネット」となります。様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され、モノの情報を利用して相互に制御することをいいます。2年前から急激に増えたIoTの例でいうと「CO2濃度通知システム」です。コロナの影響で施設内のCO2濃度を注意することが増えてきました。そこで、施設内に端末を備え付け、CO2センサから得られた情報をインターネットを通じて、施設の管理者に連絡するといったシステムがよく利用されているのを様々な場所でみかけます。このようになにかのモノをインターネットに取り付けることで様々な情報を利用したシステムを構築することができます。
私は縁あって2年前からIoT関連の仕事をこなしています。端末を工場の機材にとりつけ、センサから取得した情報をサーバーに送信して、情報処理をしてウェブアプリケーションに表示するシステムの開発をしました。その開発で、「M5Stack」という端末を利用しました。以前まで端末は「Raspberry Pi」「Arduino」が人気でしたが、近年ではより安価な「M5Stack」が人気を集めてきています。この「M5Stack」では様々な製品がリリースされており、多くは「ESP32」というWiFiやBluetoothの機能が内蔵されたマイクロコントローラを搭載されています。一番安価な端末では1,000円ほどからあり、手軽に始めるには最適かと考えています。
よりIoT機器の活用の幅を広げたく思い、新たに機器を購入しました。まだ、あまり端末を触れておらず詳しいところは分かっていないのですが、購入した機器を紹介します。
M5Paper v1.1
画面が電子ペーパーのため、目に優しく、消費電力が少ないです。電源を落とした後も画面が表示されたままという特徴もあります。
M5Station 485
工場での利用を意識された作りをしています。3つのボタン、ディスプレイ、複数のポートがあるので、様々な利用ができます。
M5Stack UnitV2 M12版
AIカメラにになります。端末側でAIによる解析が可能です。特定の物体を学習させて、画像認識させるといったことができます。
M5Stack用 SIM7080G搭載 CAT-M/NB-IoT+GNSSユニット(アンテナつき)
M5Stackの端末にこのモジュールを利用することで、低速通信でインターネットに接続することができます。WiFiがない環境での利用ができます。
M5Stamp SIM7080G搭載 CAT-Mモジュール
M5Stampに通信ができるモジュールが搭載されています。小型なので設置がしやすいです。
以上、今回購入した機器の紹介でした。工場での設置を意識した端末、AIカメラ、通信モジュールを購入しました。これらのモジュールを触ってみて、可能性を探ってみようと思います。