Web制作・システム開発の仕事をしていると、時々こんな依頼を受けることがあります。
「とりあえずそれっぽいもの作ってみてください」
一見、自由度が高くて良さそうに見えます。でも実際には、これが一番難しい依頼です。
なぜ「とりあえず」が難しいのか
Webサイトやシステムは、誰に・何を・どう伝えるかが決まっていないと、設計ができません。
デザインの「良い・悪い」は主観ですが、「目的に合っているかどうか」は客観的に判断できます。目的がないと、判断の軸がなくなってしまう。
そうなると、作っては直し、直してはまた直し、という無限ループが始まります。お互いにとって不幸な状態です。
だから最初に時間をもらう
私が仕事を受けるとき、まず必ずやることがあります。
ヒアリングの時間をもらうことです。
- このサイト(システム)で何を達成したいか
- 誰に見てほしいか・使ってほしいか
- 完成した状態のイメージはあるか
- 予算と期限はどのくらいか
これを丁寧に聞いた上で作ると、修正の回数が劇的に減ります。そして何より、お客様に「思っていたものができた」と言ってもらえる確率が上がります。
「ざっくりした相談」は大歓迎
ただし、「ヒアリングが必要」というのは「全部決めてから来てください」という意味ではありません。
「こんなことしたいんだけど、できるかどうかもわからない」という段階の相談が、むしろ一番ありがたいです。一緒に考えながら、形にしていくことが好きなので。
まずは話を聞かせてください。そこから始めましょう。